FUKU-TABI

SUPPORT DIARY

サポート日記

旅を諦めてきた方と一緒に旅してきた、現場からの記録。写真と言葉で、ありのままを綴ります。

鹿児島から、旅を諦めない社会をつくる——FUKU-TABIの事業構想

2026年4月20日

鹿児島から、旅を諦めない社会をつくる——FUKU-TABIの事業構想

鍼灸師として日々患者さんと向き合う中で、ずっと気になっていることがありました。 「旅行に行きたいけど、身体のことが不安で……」 そう話してくれる方が、思いのほか多いんです。障害がある方、介護が必要な高齢者、医療的ケアが必要なお子さんを持つ家族。旅を諦めているのではなく、諦めさせられている。そう感じてきました。 FUKU-TABIは、その現実を変えるために立ち上げました。 ■ 3つの事業の柱 鍼灸院事業をベースに、2つの新しい事業を展開していきます。 ひとつは「地域限定旅行業」。鹿児島を拠点に、身体的サポートが必要な方の旅を専門スタッフがご一緒します。移動・宿泊・介助を一体で考えた、安心できる旅のかたちをつくります。 もうひとつは「バリアフリー民泊」。父が所有する空き家を活用し、車椅子の方や介助が必要な方が安心して泊まれる宿をつくる計画です。
現場の様子現場の様子
■ 外国人旅行者へのサポート 鹿児島を訪れる外国人観光客の中にも、身体的介助が必要な方がいます。言葉の壁と身体的な制約、両方を乗り越えられるサポートを提供できるのは、福祉と旅行の両方の専門性を持つFUKU-TABIならではだと思っています。 ■ マッチングプラットフォームの構築 目指しているのは、旅行者・介助者・バリアフリー宿泊施設・福祉タクシーをつなぐプラットフォームです。移動・宿泊・介助がひとつにつながれば、旅の入口のハードルがぐっと下がります。 ■ 人を育てる 事業を続けるには、信頼できる人材が必要です。定期的な勉強会・交流会の開催、介助者育成プログラムの実施、将来的な資格制度の導入——人が育つ仕組みをつくることが、この事業の土台になると考えています。 ■ 鹿児島でやる意味 温泉、自然、食、歴史。鹿児島には、旅の楽しさがたくさんあります。でもその魅力を、すべての人が享受できているわけではありません。福祉×観光×地域活性を融合させた新しいモデルを、まずこの鹿児島から発信していきたいと思っています。 まだ道の途中ですが、一歩ずつ進んでいます。 応援してもらえると嬉しいです。 福田真悟(FUKU-TABI)